木本
タムシバ [モクレン科モクレン属] 07−04−08撮影 D80−18〜200mm 今年は良く咲いた。葉を噛むと甘く強い香りがする。黒川ではこの花を通常「コブシ」と呼んでいる「噛むしば」が訛って「タムシバ」になったという。 |
タムシバ part 2 D80−18〜200mm 「コブシ」は飛騨地方に多いと聞く。 |
キブシ [キブシ科キブシ属]07−04−08撮影 D80−18〜200mm 落葉低木または小高木。茎には随(ずい)があり、昔は灯心に用いた。果実に含まれるタンニンはお歯黒に用いられたそうである。。 |
シデコブシ [モクレン科モクレン属] 07−04−08撮影 D80−18〜200mm 花の色は普通白色だがpart2のように淡紅色のもある。(阿木川湖畔で撮影・岐阜県絶滅危惧U類指定) |
シデコブシ part 2 07−04−08撮影 この花は、淡紅色で美しい。 |
シキミ [シキミ科シキミ属] 07−04−03撮影 D80−18〜200mm 別名「オハナ」と呼ばれ、仏事に使われる。実には猛毒があり、「悪しき実」からシキミに転じたという。 |
ミヤマガマズミ ? [スイカズラ科ガマズミ属] 07−04−24撮影 D80−18〜200mm ガマズミの花は普通5月に入って見られるが、この木は既に開花していた。暖冬異変の影響かもしれない。 |
ウスギヨウラク [ツツジ科ヨウラクツツジ属]07−04−24撮影 D80−18〜200mm 黒川の標高900mほどの山地で撮したが、まだ蕾である。普通淡黄色のものが知られているが、淡紅色のものもあり、これは後者のようである。 |
ミヤマシキミ [ミカン科ミヤマシキミ属]07−04−20撮影 D80−18〜200mm 黒川では、標高700mくらいから上の山地にまばらに自生している。茎は赤みを帯びているが花は白色である。我が家のミヤマシキミには、毎年キアゲハが産卵し、幼虫が葉を食い荒らす。 |
ムベ [アケビ科ムベ属]07−05−12撮影 D80−18〜200mm 一年に2〜3mの蔓(茎)が伸びる。葉は革質で、5〜7枚付く。果実は裂果しない。 |
アケビ [アケビ科アケビ属]07−05−12撮影 D80−18〜200mm 山野に普通に見られる種である。果実は熟すと裂果する。蔓(茎)で、篭などを編んだ民芸品がある。 |
ヌルデの芽 [ウルシ科ウルシ属]07−05−12撮影D80−18〜200mm この状態の時タラの芽と間違えてつみ採る人がある。樹皮は染料、果実はロウの原料になる。 |
ベニドウダン [ツツジ科ドウダンツツジ属] 07−05−13撮影 D80−18〜200mm 漢字で「紅満天星」と書く。満天に星が散らばるように多数の花を付けるから。サラサドウダンに比べて花は小形である。以前多く自生していたが、植林や庭木に売られ少なくなった。 |
ウリハダカエデ [カエデ科カエデ属] 07−05−13撮影 D80−18〜200mm 樹皮がマクワウリのように青く縦縞になっているところからこの名が付いた。葉は3〜5裂する。類似種にウリカエデ・ホソエカエデがある。 |
タムシバ [モクレン科モクレン属] 07−05−13撮影 D80−18〜200mm 「噛むシバ」が訛って「タムシバ」になったという。 若葉を噛むと甘い芳香がし、甘みが口に残る。この地方には広く分布し、花が良く咲くとその年は豊作と言われてきた。 |
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クサギ [クマツヅラ科クサギ属]07-10-10撮影 D80−18〜200mm 枝や藩庁傷つけると悪臭がする。 |
クサギ part2 ミヤマカラスアゲハが吸蜜に飛来することが多い。 |
イヌザンショウ [ミカン科イヌザンショウ属]07−10−10−撮影 D80−18〜200mm 落葉低木。サンショウに似ているが葉の香りが悪い。 |
ミヤマガマズミ [スイカズラ科ガマズミ属]07−10−10撮影 D80−18〜200mm 当地方では「ユウゾメ」とよび、茎が真っ直ぐに伸びているので杖や、玄翁の柄、また山で食事の際箸にする。 |
キササゲ [ノウゼンカズラ科キササゲ属]07−10−10−撮影 D80−18〜200mm 飛騨川右岸の支流小川谷で撮影。中国原産。古くに栽培されたものが野生化したとある。初めて見た樹木であった。 |