自然を楽しみながら良樹のホームページ
                      石仏・夢の杜
最終更新日2013年07月09日(火


[日々更新に努力]
   


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動物



植物



撮影機材の説明



楽寿庵過去日記







 
 “ バイケイソウ” (ユリ科   

 黒川の源流である奥新田の谷沿いの森林にバイケイソウが自生しています。ひっそりと、しかし堂々とした姿で威厳に満ちています。黒川での自生地は非常に限られていて、貴重な存在です。花の色は淡緑色で6弁花が円錐状に下方から順に咲いていきます。
 (D90-TAMRON-macro90mm使用)。


 最近macroにはまっています。 小さな草花にも子孫を残す厳粛な営みと、表情があります。いろいろな表情を探してみたいと想います。 (日記もご覧下さい) 
 
[マクロの場合D7000−tamron−macro90mm使用] 

                           モリアオガエルは蛙ヶ池の主役

 石仏・夢の杜は、失われつつある自然に回帰し、子どもたちを初め、自然に関心のある人 たちの夢をはぐくむ場にしたいと、平成14年(2002)11月から翌年に掛けて、有志により整備した杜です。「森」ではなく「杜」の字を充てたのは、「杜」は土と通じる字であり、社(しゃ)にも通じ、馬頭観音が祀られてている森であるところからこの字を充てました。
  この場所は黒川中切地内の県道バイパスから車で10分の道路(中切〜切井線)脇(海抜665m)にあって、近く に江戸時代(安政5年)に祀られた「馬頭観音」の石仏があり、古来から石仏(いしぼとけ)の地名で呼ばれいるところです。またこの道は、江戸初期から存在していて、黒川・東白川方面から、八百津の黒瀬湊(くろせみなと・木曽川〜名古屋方面)へ通じる重要な道でした。杜の用地は地主の好意で借用して います。
 杜の中には、があり、近くで観察できるようになっています。モリアオガエル・アズマヒキガエル・ニホンイモリ・ツチガエル・ミズスマシ・アメンボウや、オオルリボシヤンマなどを見ることができます。

 
 植物は豊富で、杜の樹木には「樹名板」を立て、子どもでも樹種が分かるようにしています。また付近には[カヤラン][シラヒゲソウ]といった絶滅危惧種も生育しています。
 この杜を通じて、自然に対する畏敬の念や、大切さを理解する心が育まれていくことを願っています。

 このホームページでは、白川町に生育する動植物について、季節を追って写真でお知らせしていきます。時には間違った説明をすることがあるかと思いますが、ご指摘、ご指導をお願いします。 
  
☆ ご意見・ご感想をぜひEメール yasu1710@abeam.ocn.ne.jpにお寄せ下さい。


身近なニュース 
  

らくじゅあん
楽寿庵日記

 楽寿庵とは、私が一日のほとんどの時間を過ごす住みかの名称です。最初に掛けた軸に『楽寿』という字が書いてあったので、そのまま『楽寿庵』としました。年令も昨年80歳を過ぎ、好むと好まざるとに関わらず、後期高齢者(老人とは思いたくない)の仲間入りをしているので、やや爺くさいが『楽寿』でまあいいかな・・・と。
 このホームページの趣旨は前記のとおりですが、これだけで日々更新に努めることはなかなか難しいので、自由気ままな息抜きのページにして、身辺の出来事や、思ったことを綴っていけたらと考えています。
 『楽寿庵』に気軽に立ち寄って頂けたら嬉しいですね。植物や、昆虫や、写真や、諸々の会話が弾んだら楽しいですね。時には一献傾けながら・・・・。
楽寿とは、「楽しく 安らかに 長生きする」と言うような意味です。

                           [写真をクリックすると拡大されます]
 

 [2013]

07月9日 梅雨が明け猛暑の夏がやって来ました。ダイナミックな季節ですが暑さが堪えます。深山に咲くバイケイソウの姿には魅了されますが、撮すのはなかなか大変です。
根本から円錐花序の先までおよそ120cmほど。深山の湿った場所に自生。(左側は谷川) 花弁は肉質で花弁の周りガ細かく裂け糸状に見える。 ナツツバキ(シャラ)を撮していたらセグロアシナガバチが飛んできた。さらに後でアマガエルが潜んでいることに気づいた。 花がほとんど落ちたウツボグサの葉にヒメキマダラセセリが飛来した。 マンネンスギの胞子のう穂に止まって小さな昆虫を補食するホソミオツネントンボの雄。体長5cmほど。



 06月14日 空梅雨で、作物のためにも人間のためにも一雨欲しい昨今です。前山や近所を散策して、何か面白いものが無いかと探し回っています。
ブタナ 
花はタンポポ位だが、茎は30cm以上にも伸び,葉はロゼット状で茎の基部から放射状に伸びている。
(FISHEYE−10〜17mm)
ミヤマガマズミ
林道沿いの林内で見つけた。葉はやや大きく艶がある。
ギンリョウソウ
広葉樹林の落ち葉の下から生えている。毎年同じ場所で生える。
ナツツバキ(別名シャラノキ)
僅かではあるが黒川の奥山に自生している。20mくらいになる高木で、木肌はサルスベリのようにすべすべしている。
アオムシコバチの繭
青虫に産み付けられた卵が幼虫になって、青虫の体内からはみでて繭になったところ。この状態で見つけると、青虫が卵を産んだ・・・?と錯覚する。



 
 06月12日 写真の貼り付けと転送にエラーが出て悪戦苦闘。取りあえず8日分は文章だけ残し、一人静他の合わせて5枚を収録しました。
“木漏れ日を 分けあう二人静かかな”佐見の林道で。 “どこまでも 一人静かや 迷い道”こちらも佐見の林道沿い。 高木に絡み付いて、その木の花のごとくに咲いていた。 サボテンの一種か、5mmほどの葉の集合体に5mmほどの花が咲いた。 オオバナミミナグサでいいかな・・・。
 
 06月08日 梅雨の晴れ間がしばらく続くとのこと、有り難いが暑くなるのは必至。体調管理に気をつけて過ごしたいものです。久しぶりに山道を歩いてみました。偶然にキンランを発見・・・!。道端に一株咲いていたがこの付近では初めてです。一体どこから種が運ばれてきたのでしょうか・・・?。それからウツギが満開です。ツクバネウツギと言うのも初めてです。ここは何十年も通っている道なので今まで見落としていた訳です。


 05月14日 今度は夏日が・・・。熱中症に注意して過ごすことが肝心と思っています。さて、下段の写真の種名の解らなかった植物の名が、iさんkさんのお陰で分かりましたので付け加えます。iさん、kさんに感謝します。


 05月10日 記録的な低温に植物もとまどっているようです。風のない暖かい日にmacroを着けて近所を散策しました。草花の表情が目的です。
タンポポには色々な昆虫が飛んで来る。ハナアブの種類が多いようだ。 芍薬の蕾にたかるクロオオアリ。蜜がでるのかな・・・? 石垣に蔓が絡まっている。種類が解らない・・・。
「ツタバウンラン」地中海沿岸原産・大正時代に日本に入る。 [帰化植物] この場所には大阪の人が持ち込んだものと判明。
5mmに満たない小さな花。竹藪でお目に掛かったが種類解らず・・・。
「タニギキョウ」(キキョウ科)谷沿いなどによく見られるという。これは竹藪で撮影。
クサノオウ。



 04月20日 佐久良太神社の春の大祭を明日に控え、天気はどうやら雨模様。田んぼは田植えの準備(代掻き)が進み、蛙の大合唱が響いています。さて今回はMacroレンズによる接写をこころみました。ニコンD7000にTamron−macro90mmを着け、花を狙いました。とくに佐久良太神社の八重咲き垂れ桜は良いい雰囲気が出ました。

 下の昆虫は「ツチハンミョウ」というわりあい珍しい昆虫です。夜カーテンに止まっているのを捕獲し、翌朝何気なく菜の花に放したら、さっそく花を食べはじめました。よく見ると羽根は退化し前身硬い皮で覆われているようにみえます。調べてみたら、触ると尻から毒液を出し、肌に着くとかぶれたようになるとのこと。そのため昔は毒矢に使ったり、薬に用いたりしたとありました。直接触れなくて良かったなと、思いました。




 03月28日 やっと梅が咲きました。この地方は、昔から節句も一月遅れでおこなわれてきました。桜が咲くのは4月になってからです。macroレンズ(90mm)を使ってクローズアップでおとどけします。
種類は解らないが小梅で、今年は生り年。 山梨県の信玄ゆかりの寺で拾ってきた種から育ったもの。 幹から直接咲いたもの。 バイカオウレンも咲いている。 茶花として用いられる通称「わびすけ」ツバキとチャノキの雑種と図鑑にある。



 03月22日 暑さ寒さも彼岸まで・・・が繰り越しになりました、春の彼岸です。寒さで撮影も間々ならずズクを抜かしていました。取りあえずトップのみの更新です。ネコヤナギは、私たちの地方では「イネコロ」と呼びます。これからはいろいろお届けしますのでよろしく。


[2012]
 
 10月5日 暑さ寒さも彼岸まで・・・と言うが、その彼岸も過ぎて10月に入り、にわかに秋色が漂うようになりました。盛んに飛び回っていた蝶も、段々と姿が見えなくなりました。ツマグロヒョウモン(♂)の蛹は、店先の植木鉢に植えられたグラジオラスの葉の裏にぶら下がっていたのを偶然見つけ、家に持ち帰り撮したものです。残念ながら羽化に気づいたのが遅く、羽化の初めの様子は撮りそこねました。また家の庭のヤマジノホトトギスに、ルリタテハの幼虫がいました。初めての発見です。
   [sony−nex7 18〜55mm]
グラジオラスの葉にぶら下がったツマグロヒョウモンの蛹。この状態で発見。 スパイクのように見える突起は金属のように光り輝いている。この突起の特徴でツマグロヒョウモンと判明。
ちょっと目をそらしたうちに羽化していた。オスと分かる。 ルリタテハの幼虫(前蛹化の状態)。トゲの特徴からルリタテハと判明。幼虫はサルトリイバラやホトトギスを食って育つ。 これも目を離した間に蛹化していた。光る突起が2個ある。触るとぴくぴく動く。


 7月12日 梅雨の末期、各地でゲリラ豪雨が降っていて災害が心配です。晴れた日は、熱中症の予防措置をしながら真夏限定の自然現象に立ち向かっています。トンボの撮影もその一つです。午前中の睡蓮の花が開いている時間帯を狙って、池に生息するトンボを撮影しました。
  [ND7000−18〜200mm/SONY−NEX−7 18〜55mm]
ショウジョウトンボ(猩々とんぼ)体長40mmほど、オスは前身真っ赤になる。 ハッチョウトンボ
蓮池の土手に近い浅いところに生息する。メスは橙色に黒の横縞があり目立たない。
チョウトンボ
蝶のようにひらひら飛び回る。羽根が幅広く、濃紫色て良く光り輝く。
ウチワヤンマ
大型のトンボで、腹部の先が団扇のようになっている。
キイトトンボ
糸トンボの仲間で、全身が黄色をしている。

 


 6月7日 5月21日(金環日食)、6月6日(金星の太陽面通過)と、世紀の天体ショーを観ることができました。この壮大な宇宙のイベントに日本全国の関心が集まり、晴れるかどうかで一喜一憂しました。私は幸運にも自宅で観ることができ、撮影もできたのです。日食の3枚目のオーロラのような黄色と緑の影は、、焦点がずれたためボケになり筒の中のレンズのコーティングの色が反射して映し出されたもので、ちょっと面白いので載せました。とにかく真上を向いての撮影で、首の辺りが凝ってしまいました。

5月21日金環日食
am6::18::42右上からかけ始める。
18〜200mm×bQテレコンバージョンで400mmにし、減光フィルターND400+ND8で撮影。
am6:32:32 am7:24:57
望遠ズームのボケが、偶然にレンズ反射による神秘的な影を映し出した。日食の本来の形は右のとほぼ同じ。
am7:27:30 am7:30:47
我家の在る地方は、観測帯の北側に当たるので金環の幅が不均等になる。
6月6日 金星太陽面通過
am9:35:40左横の黒丸が金星の影。
 50〜500mmレンズにND8(減光フィルター)+農業用マルチ2枚重ねで撮したら、赤い太陽になった。
am11:50:53
金星の影は右上に移動。
レンズなどは金環日食の場合と同じ。
pm0:31:54
薄雲がかかってきたが、金星の影は良く見える。中央付近の粒は太陽の黒点らしい。
pm0:36:00
金星の影は右横に移動。
pm1:00:47
金星の影は右横の少し下に移動。



 5月10日
 5月里山は青葉若葉に満ち溢れる風景が展開しています。そして道端や樹下にはいろいろな花が艶を競っています。
アズマシャクナゲ。 イワカガミ。 シロバナヤマブキ。 ニホンタンポポ。 セイヨウタンポポの蜜を舐めているクロアリ。



 4月26日 ようやく春の陽気になったと思ったら突然の夏日。地球に異変が起こっているのかな・・・と疑いたくなります。「ユキワリソウの里」には、ユキワリソウの栽培の他数種類の珍しい植物が自生しています。合わせて追々紹介することにします。
フデリンドウ?・・・花の色は乳白色。大きさは直経5mmほど。目下品種を特定中。 福寿草の変種。2段になって咲いている。 自然交配のユキワリソウ。 これも、自然交配のユキワリソウ。 イワザクラで吸蜜するギフチョウ。



 
 3月8日 川端の近くを車で通っていて、川に白鷺がいるのを見つけ、カメラを構えたとたん飛び立ちました。見上げながら撮したものですが、まことに優雅な姿でした。


 
 3月1日 本当に久しぶりの春暖の1日、暖かさに誘われて、軽めの単焦点レンズF1.4〜50mmを付けて近所を散策しました。木の芽は硬く、少しばかりのロウバイの花は凍みで黒くなる中、季節に敏感なオオイヌノフグリが田んぼに咲いており、庭では福寿草が陽をいっぱいに受けて咲き誇っていました。
 

 



 1月28日 久しぶりに更新しました。差し替える写真が無く、遅くなりました。冬の寸景をお届けします。



 [2011]
 
 11月13日
 先日カメラサークルで長野県王滝村へ撮影に出かけました。地震による土石流でせき止められた御岳自然湖は、激動の過去を忘れたかのように静かなたたずまいを見せていました。湖面に投影される朽ち木や黄葉の姿は、かすかな風や、時折漕ぎ過ぎるカヌーが立てる波に、美しいシルエットとなって揺らいでいます。時間の経つのを忘れ、去りがたい気持ちを抱きながら帰路につきました。
  
[D7000−18〜200mm]



 10月13日 今回は、「クロコノマチョウ」の紹介です。この場所は標高535m周りにヒノキの植林があったり、幼虫の食草であるススキなども生え、風当たりも少なく住み良さそうな環境です。
  
[D7000−18〜105mm]
クロコノマチョウを見つけた雑木林。 地面は落ち葉が堆積し、木漏れ日がそそいでいる。 落ち葉に静止している。周りに融けこんで見つけにくい。 フラッシュ撮影では銀色になる。羽根の表面は開かないので撮影できない。 熟柿は好物らしい。近づいても逃げることはなかった。



 9月29日 酷暑にあえいだ日々が過ぎ、いつしか秋も深まりつつあります。2ヶ月余りのご無沙汰でしたが、良い写真がなかなか撮れずついつい今日になってしまいました。夏の残像ですが悪しからず。
 
 [IXY D2000−IS/D7000−18〜105.200mm]
サギの乱舞。 ハンミョウ。なぜこんなきれいな色になったのか・・。 影に隠れたハンミョウ。。 ハラビロトンボの♀。滅多に見かけない。 雄大な景色をバックに穫り入れがすすむ。

ヤマトシジミ 我が家の庭木で鳴くミンミンゼミ。 シジュウカラの巣立ち。(庭の木にかけた巣箱から) ワレモコウ(名前の由来は多説あり、割木瓜・我木香・吾亦紅) ホシホウジャクの吸蜜。



 7月22日
 心配された台風6号は、この地方には恵みの雨
(良いお湿り・いいおしめり)となりました。今日は肌寒い一日でしたが、本格的な暑さはこれから・・・・・。さて、先日散歩をしていてシオカラトンボの産卵に遭遇しました。また成虫で越冬することがあるというアカタテハを撮ることもできました。
  
[IXY D2000−IS]
シオカラトンボの交尾。下がメスでオスから精子を受け取っているところ・・・。 産卵場所を探すメスとそれに付き合うオス。 常にメスの上からホバリングしながら見守っている。 産卵。オスは上方を飛んでいるが写らなかった。 アカタテハ。珍しくはないが見かけるのはたまにしかない。



 7月10日 カメラ仲間に誘われて、昨年チョウトンボを撮影した池に出掛けました。真夏日の午前9〜10時ころ暑さを凌ぎながら数種のトンボを狙いました。
 
[D7000−18〜200mm・D90−50〜500mm]
ハッチョウトンボのメス。 羽根の輝きが例えようもなく美しい。 樹木の梢で乱舞するチョウトンボ。(初めて見る風景) ショウジョウトンボのオス。(アキアカネくらいの大きさ) ウチワヤンマのオス。(腹部の先が下方に張り出している)



 5月31日 4.5月は何故かあっという間に過ぎてしまいました。大震災などで心のゆとりを失っていたかも知れません。久しぶりの更新です。5月26日に佐見方面を散策した折りのスナップです。キンランは道端に生えていて盗掘が心配。ヤグルマソウは飛騨には普通に生えているがこの辺りでは珍しい・・・?。
  
[IXY D2000−IS]
ハルジオン サラサドウダン ヤブレガサ キンラン(準絶滅危惧種) ヤグルマソウ



 4月8日 昨日、二ツ森山麓の「雪割草の里」を訪れてみました。コウヤミズキやタムシバの花の咲いている雑木林の枯れ落ち葉の間から、実に多彩で可憐な花が顔を見せていました。通称『雪割草』です。KIさんご夫婦が、丹誠込めて育てておられ、花の色は一株ごとに違い、それぞれ特色があって見る者を楽しませてくれます。次にその一部を紹介します。
 
ミスミソウの名は、3裂した葉の角がいずれも尖っているところから付けられたと言います。角が丸いのはスハマ(州浜)型と言うそうです
  
[D90−18〜105mm]



 
 3月23日 東北関東大震災(NHK)東日本大震災(新聞各社・民放)と、呼称はまだ統一されていないため暫定呼称であると、新聞社に問い合わせて判りました。いずれにしても大変な自然災害でしたが、私たちはこの災害から多くの教訓を学び取らなければならないと思います。亡くなられた方々のご冥福を祈るのみです。
 川端のネコヤナギはこのところの暖かさで可憐な花を開きました。あまり気がつかない色にびっくりする人も・・・・。最後は雌花です。
 [D−90/N−18〜105mm]



 
3月5日 ひな祭りがやってくると、まだ風が冷たい川縁のネコヤナギも花をつけます。斜の陽光に花の縁は銀色に輝きます。川の流れも何となく穏やかに、、緩やかに流れているように感じます。円形のボケがら水のぬくもりを感じてもらえれば幸甚です。
ネコヤナギの根元には氷が張り付いている。 ふっくらとした穂は、かすかに赤みが差して美しい。 光が寄り添って流れているようだ。 絞りと距離によってボケの大きさ、味わいが変化する。 ボケは、絞りを開けるほど大きく丸くなり、絞れば小さく、角張ってくる。(絞り機能の形に)



 
 
2月12日 今朝は一時雪が降りましたが10時頃から日差しが見られ、またたく間に解けていきました。以前の写真もいつの間にか復活していますが、×印の付いたのもあります。×をクリックすると違う写真が出ることがあります。これはファイルbェ二重になったせいです。
 [今朝の風景・D90−18〜105mm]



 
2月11日 マイドキュメントの整理をしたら、日記の写真がどこかに紛れ込んでしまい、ご覧の有様です。今日から気を取り直して続けていきたいと思っています。今日は太平洋側もかなりの雪が降っているようです。内陸山村の我が家の周辺の風景を。



 

 
1月25日 北陸や日本海側は記録的な大雪に悩まされていますが、この辺りは寒気は厳しいものの降雪は少なく、二度ほど数センチの除雪をするだけで助かっています。そんな中カメラを向けた近所の風景をお届けします。(写真調整中につき後日登載します)



 1月6日   酷暑・政局混迷・尖閣諸島・大雪被害などと揺れ動いた日本列島、さて今年はどのような展開が待ち受けているのか、「一寸先は闇」とは何も政界だけのの専売ではなさそうです。
 昨年暮れに出現したイルミネーションは、正月も夜空に輝いていて、多くの帰省した人たちを楽しませてくれました。県道バイパスの歩道から観賞することができ、このまま夏まで輝いていて欲しいものと考えるのは私だけではなさそうです。撮影に当たっては、ISO800に設定しブレ防止を(三脚使用)。またボケを計算し主題をくっきり写すことを心がけました。
[ニコンD90−18〜105mm使用]
 
 下の写真は、昨年暮れに中津川市内の用水池へ水鳥を撮影に行ったところ、濃い霧に阻まれたのと、水鳥は人の気配で遠くに去り撮影できず、近くを走る中央線の電車撮したものです。冬の枯れた葦の池と霧の中を走る電車の取り合わせはそれなりの趣がありました。



 
[2010
 
 12月13日
 12月もはや半ば、季節の移り変わりも歳とともに早く感じられます。これからの季節、写真主体のH.Pは素材づくりが大変です。寒さもこたえますが、暖かい日にカメラを担いで出歩けば何かに出逢うことができます。日曜日に柿反の山際で見つけた風景です。
柿反川の上流、水は澄み切って美しい。 栗の木に僅かに残った葉に冬の弱い日差しが当たっている。 敷き詰められた落ち葉に混じってイガも残っている。やがて土に還っていく。 竹の切り株は黒くくすみ、キノコが着いている。 倒れた落葉樹の幹に、直径30cmほどのサルノコシカケ科の茸が生えていた初めて見た色で、名前は調査中。



  11月21日 
2ヶ月のご無沙汰・・・・。紅葉も盛りを過ぎ、朝の霜に身を震わせる季節になりました。「イワシャジン」は、里山散策をしていて見つけ、感動と、幾分の疑念をもって撮したものです。


 9月21日 
猛暑・酷暑に明け暮れた夏も終わり、やっと秋の気配が漂いはじめました。夜になるとコオロギの鳴き声がやかましいくらいです。さて久しぶりに更新の材料ができたので、お届けします。キジは家のすぐ近くの田んぼで、ヤマガラは雪割草の栽培のため山地に住んで居られるK.Iさん宅で、蝶と蛙のどラマは我が家の庭で、思いがけない写真が撮れました。
 
[キジ=D90−S50〜500mm/ヤマガラ・ツマグロヒョウモン=D80−N18〜200mm]
このキジは羽毛のまだらのキジ。(幼鳥のせいか首の辺りの毛が白っぽい) 満腹したのか畔に出てきて辺りを見回す。 連れを探しているのか・・・。恐竜は絶滅したと考えられていたが、実は鳥に進化していた・・・と、あるTV番組でやっていた。よく似ている。 羽毛のきれいなオスも畔に出てきて見回している。 相手を確認したのか揃って山へ帰って行った。
K.Iさんになついて手からヒマワリの種を啄むヤマガラ。 自然の山林の中でのできごと。鳴き声を聴き、呼ぶと近寄ってくる。 握られたヒマワリの種を見つめている。 指をくちばしてこじ開けてくわえようとする。 種をくわえて、おもむろに近くの木の枝に飛び去る。感動です。
ツマグロヒョウモンが庭に飛来したので追跡撮影していた。 小石の敷いてある処に止まった次の瞬間・・・。 トノサマガエル(体長数cm)が飛びついたが、一瞬何が起きたか分からなかった・・・。 しっかりくわえ込んでいた。蛙は動くものに飛びつく習性を持っている。連写で思わぬ瞬間をキャッチすることができた。 一度に飲み込むには少し大きかったようで、この後一分ほどしたら、何事もなかった顔で座っていた。



 8月25日
 連日の猛暑にいささかグロッキーのこの頃です。そんな中、K.I
さんが持参された冬虫夏草の種類を特定するため、図鑑やネットを探して、ようやく
「トホシカメムシ」と特定できました。何に依らず、種類が分かると言うことは楽しいことです。

トホシカメムシ
初夏の頃冬虫夏草の発見された林内で偶然見かけ撮影。
これが「ミミカキタケ」に変身するとは夢にも思わずにいた。 「積乱雲」この次の日の夜、大雨が降った。 吹き出した瞬間の形が面白い。 衣服の色がシャボン玉の色と重なって効果半減。


 8月11日 
地球規模の異常気象、洪水(中国など)・森林・泥炭火災(ロシア)・酷暑の次はいよいよ台風シーズン・・・。水稲の豊作が伝えられたが一喜一憂のこの頃です。さて、この夏家の付近で目にしたトンボを紹介します。特別珍しいという訳ではありませんが、希にしか見ないトンボもいます。
  
[D90−S 50〜500mm/D80−N 18〜200mm]
シオカラトンボ ♀
成熟していない。
ウチワヤンマ
尻尾の先が下に膨らんでいる。
コシアキトンボ ♂
成熟している。
サラサヤンマ
羽化したばかり、水色の模様が美しい。
タカネトンボ
胸が瑠璃色に輝き美しい。(家に飛び込んできたので捕獲)



 
8月7日
 今日は早くも立秋。酷暑のこの頃ですが、米は豊作予報。率直に喜びを表明しておきます。でも写真は不作です。先日来撮り貯めていたランなど載せてみました。珍しい「冬虫夏草」もありました。
 
[D90−MN 105mm/D80−N 18〜200mm]
林内の湿った水苔の間から顔を出した見慣れぬ物体。 調べて、ミミカキタケ(カメムシタケ)と判明。「ムラサキカメムシ」であることも・・・。全長8cmほど。 [子のう菌亜門・核菌類・麦角菌目・麦角菌科]とのこと、頭部はやや硬く、光沢がある。 寄生された昆虫は「ムラサキカメムシ」。羽根の下の腹部が朱色に黒の縞模様である。 同じ林内で撮影。種類は未だ不明。ご教示を・・・。葉は一枚茎の先に蕾が2列に一方へ向いて並んでいる。

ここだけに数株自生している
「ギボウシラン」。小さな流れの脇、真夏には渇水することも。
ギボウシランの花。茎が黒く、花も褐色。 アオフタバラン。開花前の姿。この時点で高さ5cmほど。葉の大きさ1.5×1.3cmほど。 茎が10cm余りになり開花。 アオフタバランの名は、花が緑色であることから。なお花弁は肉質である。



 7月23日 梅雨が明け、一気に真夏日となりました。我が家の玄関の温度計も、今日は40度を指していました。
 トップの写真が出ないことがあります。別の写真に変えてみました。出ると良いですが・・・。


 7月18日 どうやら梅雨も上がりかけたのか、久しぶりの太陽の光。写友を誘いチョウトンボの撮影に出掛けました。家から車で約30分の近在の農業用水です。見事に咲き誇る赤・白の睡蓮の池の上を、チョウトンボが、正に蝶が飛ぶようにひらひらと飛び交っていました。折柄の強い太陽光線を浴びて、瑠璃色に、金・銀色に、玉虫色にと変化させながら、とても表現しきれない美しい色を生み出しながら飛び交う風景は、これぞ正に極楽の図か・・・と。
 他にもギンヤンマ・ハッチョウトンボ・キイトトンボ・ショウジョウトンボ・ウチワヤンマ(別の池)などを見かけました。
 
[D90−S 55mm〜500mm/D80−N 18〜200mm]
 
 トンボには、一定の場所(コース)を行き来したり、決まった木などに止まる習性があるようです。それを見極めることにより、静止画像を撮影することが出来ました。また、良い場所(餌取り)は、他のトンボにとっても同じ事で、この時は、一本の棒をめぐってショウジョウトンボと取り合いをしていましたが、激しく争うことはありませんでした。それはともかく、チョウトンボの羽根の色の美しさは例えようもありません。なおバックのボケもきれいに決まりました。薄い赤や白は睡蓮の花、緑色は葉です。バックをぼかすことにより、2次元の風景(視覚)を楽しむことができます。



 7月14日 梅雨の末期、各地で災害も出ています。細々と雨の降る中、我が家のツルシキミで育ったアゲハが羽化しましたが、この雨で飛び立つことも出来ず、私のカメラに収まることとなりました。恨めしそうにこちらを眺めていましたが、近づきすぎたせいか飛び去りました。カメラ・レンズは下記の3種で、最短20cmほど、傘を差しての撮影です。
(蝶の静止画像はあまりチャンスがありません。雨の日の思わぬ収穫でした。)
 [D90−S50〜500mm/D90−M−N105mm/D80−N18〜200mm]

 



 7月6日 昨日、我が家の庭にドラマがありました。メジロの巣立ちです。前からメジロの姿はチラチラ見ていましたが、まさか我が家に営巣しているとは・・・。あまりに鳴き声が頻繁でしたので、注意してみていると、雛が木陰にいて、バタバタとするたびにその周囲を親鳥が鳴いて飛び回り、一生懸命自立(自分で飛べるよう)を促していました。雛は、石の上で休んだり、木陰に隠れたり、およそ半日も同じようなことを繰り返していましたが、薄暗くなる頃には山の方へうまく誘導することが出来たのか、鳴き声もしなくなりました。雛の数も2羽は確認できましたが、全体の数は分かりませんでした。なお、何処のどんな個所に巣を架けていたのか今のところ不明です。
 
[D 90− S50〜500mm/D 80− N18〜200mm]
雛の動きを見つめる親鳥。実際はあちこちと忙しく飛び回っている。 南天の中から飛び出した雛。近づいてもじっとしている。 そのお陰で1mほどの至近距離から撮ることができた。こんなチャンスは滅多にない・・・。 数mバタバタと飛んで、若枝に何とか留まることが出来た。枝が揺れるので静止できない。 親鳥は雌雄でしっかりサポートし、片時も目を離さない。



 7月5日 先日夜中の雷雨はすごく、この地区では雹が降り、野菜が痛手を蒙ったところもありました。南九州は連日の大雨で被害も大きく、我が事のように気を揉んでいます(知人も住んでいるので・・・)。
 夏の野に咲く花に「ノカンゾウ」「ヤブカンゾウ」そして「ニッコウキスゲ」があります。岐阜県ではノカンゾウが少なくなかなか見られないと聞きました。我が家の近くに咲いている2種を紹介します。
 [D 90−S50〜500mm]
ノカンゾウ A
花が一重ですっきりしている。この付近に数株成育している。
ノカンゾウ Aの拡大 ノカンゾウ B
Aから50mほど離れたところに一株だけで咲いている。
ヤブカンゾウ
我が家の周囲に幾株か咲くが、畔草刈りで残さないと花を見ることができない。
ニッコウキスゲ
親戚から貰ったが、栽培種では・・・・と思っている。花びらの幅が広い。



 6月29日 日本列島は梅雨の真っ最中。梅雨の晴れ間をぬって被写体を探して歩くのも楽しいものです。上の段は佐見地内(4点)。下段は蛭川及び黒川で撮影しました。
[C−ixy D2000−is/D−80−15〜200mm]
キバナアキギリ (シソ科)
花期は8〜10月とあるが既に開花。
ウツボグサ (シソ科)
子どもの頃、花の蜜を吸った思い出が蘇る。
ムヨウラン(ラン科)
元葉が無いので無葉ラン(ムヨウラン)という。平凡社の「日本の野生植物・草本」には7種のムヨウランが載っているが、本種を除きホクリクムヨウランなどと地名や特徴が冠せられてい。
オニノヤガラ (ラン科)
緑葉の無いランで、地下の菌根がナラタケ菌と共生し養分をつくる。矢の矢柄に似て、人間の使う矢柄より大きいので“鬼”がついた。
番外編・・・。
メジロのためにおいたリンゴにメジロは来ず、ショウジョウバエを狙ってアマガエルが4疋、スズメバチ2羽、クチベニマイマイ1匹(板の下左)、ナミマイマイ2匹が集まった。

中津川市蛭川の人工池に咲いた睡蓮。 構図を考えてシャッターを切る。 雨による水紋も趣がある。 コウホネ (河骨)
葉が水面上に立つのがコウホネ、葉が水面に浮く形のがヒメコウホネで希少種。
コウホネも自生地が少なく限定されていて貴重な植物。




 6月16日 雨が降ったり、日差しが出たりと梅雨特有の天候です。昨夜は警報が出るほど降りました。昼間から落ち着きの無かったモリアオガエルも、昨夜の内に一斉に産卵しました。今朝の池はいたって静かです。
 
[D90−C 50〜500mm]
産卵を終えたグループ。前の卵塊の上に乗っかっているがこれは偶然。 産卵を終えた蛙はうっとりとした表情で体力の回復を待っている。 数メートル上の枝に、一夜で5個の卵塊が・・・。 次の機会をひたすら待っている。 枝から枝へ50cmほどジャンプして止まったところ。



 6月13日 どうやら梅雨入りの様子。しばらくは雨と仲良く付き合うことを考えなくては・・・。こんな時「モリアオガエル」は、まさに主役です。
 
[D80− N 18〜200mm]
樹上で産卵の時期を待つメス。オスより一回り大きい。 こちらはオス。辛抱強くチャンスを待っている。 イヌツゲに産み付けられた第1号。産卵は夜中から朝早くに行われるため、産卵時の撮影がむづかしい。 第2号の卵塊。少し大きくなっている。 第4号の卵塊。このように水際に産み付けるのは珍しい。(適当な木の枝が無いときにたまにある。)



 6月7日 今年は昆虫(チョウ・ハチ・トンボなど)が少ないように感じます。そんな中珍しいトンボを撮影しました。昆虫の本番はこれからですが、取りあえず紹介します。
[D80−N18〜200mm/D90−S50〜500mm]
サラサヤンマ
湿地に生息する。腹部の蛍光色をした模様が実にきれい。見たのも撮影したのももちろん初めて。標本にするため捕獲し専門機関へ。
ミヤマカワトンボ
川の石を飛び回り、縄張り争いをする。
ネキトンボ
羽の付け根オレンジ色。胸部の側面に太い黒線がある、黒線の無いのはショウジョウトンボである。
ゴミムシ(アオゴミムシ?)
瑠璃色の羽根が何とも神秘的である。ゴミムシのイメージはない。
オトシブミ
その昔路上に落とした恋文などに似ていることからこの名がある。切り落とされずに枝に残っているが・・・。(カリンの葉)



 6月2日 旧暦では  「水無月(みなづき)」・・・しかし現実は梅雨の月です。ほどほどのお湿りに留めてほしいと願うや切なるものがあります。先月の「コケリンドウ」・・・どうも違うようです。「フデリンドウ」ではとのご指摘をいただいています。(標本で特定中です)。
 身近な野鳥や、植物を紹介します。 
[D80−N18〜200mm/D90−S50〜500mm]
ハルリンドウ
春に咲くのでこの名がある。高さ10cmほどの茎の咲きに一輪の花をつける。元は一株である。
ハンショウヅル
道路の崖で他の蔓草に混じって咲いていた。
ノカンゾウ
ヤブカンゾウは八重咲きで複雑な感じがするが、ノカンゾウは一重で花びらも細くすっきりしている。似たものにニッコウキスゲがある。
ノアザミ
道ばたで普通に見かけるが、深みのある花の色は見飽きない。
ヒメハギ
初めて見つけた。我が家の付近では見たことがない。

キセキレイの幼鳥。色が薄い。 キセキレイの親鳥。餌の採り方を教えている。 餌をくわえて、幼鳥を誘っている。 なんとか自力で餌を採ろうとしている幼鳥。 幼鳥を流れに誘っている親鳥。



 5月14日 今日も雨、五月晴れが恋しいこのごろです。山辺を歩いて、いろいろと発見がありました。
  
[D90−N 18〜200mm/D90−S 50〜500mm]

コケリンドウ・・・ではと思ったが、どうやらフデリンドウのようだ。目下特定中。 イチヨウラン
葉が一枚が特徴。山林の斜面にひっそりと疎らに自生。
イチヨウランの花。何かの顔のようで面白い。 コケイラン
間伐の切り落とされた枝の下から顔を出した。
セッコク
古びた幹に着生している。
レンゲツツジ
絶滅か危惧されている貴重種
ウグイス
姿を見せないので、これだけ撮るのがやっと・・・。
センダイムシクイ
こちらも姿を見せない鳥である。
シジュウカラ
iさんの住まいの近くで撮影。
キビタキ
同じくiさんの住まいの近くで撮影する。滅多にお目にかかれない。



 5月06日 GWは好天に恵まれましたが、早くも雨予報です。黒川の田植えもほぼ終わり、「田園狂奏曲」の始まりです。トノサマガエル・ニホンアマガエル・シュレーゲルアオガエルの鳴き声を聞き分けることができるでしょうか・・・?。
 庭のキリシマにアゲハが飛来しました。年に2〜4回発生を繰り返します。またギフチョウの卵も見つかりました。



 4月11日 ようやく春らしい気候になり、動植物も活気づいてきました。我が家の庭からギフチョウも羽化しました。カメラマンも忙しくなります。[D90-18〜200mm]

落ち葉の中からはみ出てきたところ。 少しずつ羽根が開いてきた。 あちこちと動き廻るようになった。 未だ飛べないので手で花に止まらせてみる ショウジョウバカマには良く止まる



 3月18日 人間は、寒い日は家の中に閉じこもりがちですが、植物は敏感です。家の周りを巡ってみると、幾つかの花を見つけることが出来ました。セグロセキレイも繁殖のための相手を求めて、活発に飛び回っています。
 
[D90−18〜200mm/D80−170〜500mm]

畑の隅のラッパ水仙。
スイセンは、園芸種が1万種ほどあり、煩雑のため11の区分に大別されているとのこと。ネット検索で詳しく知ることが出来る。
こぼれた種から繁殖しているムラサキハナナ。丈は20cmほど。 セイヨウタンポポ
最近は一年を通じて開花を見る。近くにはホトケノザも見える。
庭の隅で真っ先に花を咲かせるヒマラヤユキノシタ。50年くらい前に貰って植えたのが株を増やしながら咲き続けている。 ツツジの一種(園芸種)。葉は、冬の枯れ葉が残ったまま。この時期に咲いたのは初めて。撮影した日の朝は水鉢に氷が張っていた。

セグロセキレイ
餌を探しながら相手の様子も窺っている。
大分前にこの鳥が増えたことで、キセキレイが非常に少なくなった。 よく似た種にハクセキレイがいるが。留鳥ではない。(2009年5月27日写真参照) 相手の鳴き声が気に掛かる様子。 どういうときか、片足で立っていることがある。



 3月2日 この季節は野鳥の活動が活発化し、山で木の実を食べて過ごしていたツグミも里へ下りてきて、ミミズやクモなどを食べます。我が家の周りで撮したツグミです。
[D80−170〜500mm]
電線にとまり羽繕い。 辺りを見回し餌場を探す。 地上に降りてクモなどを狙う。 ペンギン・・・に似た格好がおもしろい。 何かを見つけたのかな・・・。


 
 1月16日 断続的な寒波の訪れで、時々は雪掻きも必要です。今年の元旦は数センチの雪が積もり、帰郷した孫が雪掻きを楽しんでいました。その後も何回か降雪がありました。 
[D90−18〜200mm]
元旦 5cmほどの雪を掻く孫 16日の朝、良く晴れた。 郵便配達はスリップに注意 犬の散歩の跡 庭木に止まったホオジロ



 
 12月13日 12月に入って朝は冷え込みが強くなり、我が家の玄関先の温度計は、−5℃を示すこともしばしば、水盤には氷も張ります。そんな中確実に訪れるのが「ジョウビタキ」です。たった一羽で縄張りをつくり、家の周りを巡回してウメモドキ・ニシキギ・ムラサキシキブの実を啄みます。その行動は毎日一定しており、更に付け加えれば毎年同じ行動です。そのジョウビタキが同じ個体かどうか、それは解りません。けっこう神経質で、人の気配がすると近くへ逃げ、しばらくすると戻ってきます。望遠レンズをつけて三脚をたて外に置いたり、室内からガラス戸越しに撮したりしました
 [D90−18〜200mm/D80−170〜500mm]



 10月20日 まだ本格的な紅葉は訪れていませんが、真っ赤な木の実は十分秋を感じさせます。
[D90−18〜200mm/C−ixy−D2000−is
マユミ サルトリイバラ ナンキンナナカマド
初めて見つけた。この付近では珍しい種。
ツルツゲ[モチノキ科]
倒木に絡んでいた。
遅咲きのタカサゴユリの雄しべと雌しべ。(台湾原産・繁殖力が強く道ばたや荒れ地に目立つ)
ツマグロヒョウモン ♂
ヒョウモンチョウの見分けは結構むずかしい。
キタテハ ♀
我が家のサトイモの葉の上で。初めて見た種。
種を特定中。 種を特定中。 オオモミジの穴にひそむアマガエル(見事な擬態



 10月10日 好天に誘われ、写友と中津川市の福岡方面へ出掛けました。ソバの花は盛りを過ぎていましたが、道すがら小さい秋を見つけて撮影しました。
[D90−18〜200mm/C−ixy−D2000−is]
サラシナショウマ
笹の中から顔を出している。近くにアキチョウジも。
アキノタムラソウ ツリフネソウ クサノオウ ヤクシソウ
ベニシジミ ♀ ツバメシジミ ♂ ヤマトシジミ ♂ キイロカワカゲロウ
鮮やかな黄色をしている。
キチョウの交尾と、隙を狙っている別の雄のキチョウ (右下)



 9月20日 このところの好天に誘われて、山道を歩いてみました。今年は木の実の付きがよく、赤い実が目立ちます。雑木林の中で偶然「クロコノマチョウ」に出会い、撮すことが出来ました。初めて認識した(出会った)チョウです
[D90−18〜200mm/C−ixy−D2000−is]
ガマズミ
4mほどの木に赤い実が鈴なりに下がっていた
コバノガマズミ
林縁に疎らに自生している。
サワフタギ
瑠璃色の実が美しい。
シロモジ
直径1cmほどの実が付いている。
イチイ
実は食べられるが毒があるという。
アケボノソウ
5つに裂けた花びらにある紫黒色の細点を“夜明けの星”に見立てて“曙草” ゲンノショウコ
赤花と白花が混生していた。
ツルボ
夏の花とされているが・・・。
ツリガネニンジン
花は釣鐘に、根は高麗人参に似る。
クロコノマチョウ
林内をふわふわ飛んで地上に止まるが、枯れ葉などに混じって非常に見つけにくい。
モンシロチョウ
シロチソウの花で吸蜜。
カラスアゲハ
百日草によく訪れる。
カラスアゲハ
クモを捕獲したハラボソムシヒキ。



 9月14日 朝晩の涼しさはすっかり秋です。我が家の早朝の気温はここ数日10℃を示しています。約1ヶ月ぶりの更新になりますが、家や散歩の途次で撮した写真を載せました。
[D90−18〜200mm/D80−10〜17mm/c−ixy−D2000−is]
雨上がり、コンバインの轍に水が残る。 夕立が来そうな暗い空。 庭を住み処としているトノサマガエル。 その蛙を執念深く追いかけるヤマカガシ。 何故か、庭にふらふらと飛んできたゲンゴロウと思いきや、専門家の判定で「ガムシ」だった
隣の庭に咲いたヒルテルソウ。とても鮮やかな色が印象的。 マルバルコウ。葉は別のもの。 フシグロセンノウ。 シラヒゲソウ。標準的な一株。 今は[岐阜県絶滅危惧U類]に。
雨上がりの山とコスモス。 こんな飛行機が飛んできてあわててシャッターを切る。 色づいてきたウメモドキ。 こちらは猩々(甘柿)。 大栗が弾けていた。



 8月19日 残暑が厳しいこの頃、それでもどこかで秋の訪れの気配を感じるようになりました。そんな中お盆恒例の「ふるさとまつり」が行われ、浴衣姿の娘達をはじめ多くの人が一夜を楽しみました。
[D80−10〜17mm(魚眼)]



 
7月25日 虫の正体が分かりました。Kさんのメールがヒントになり、幼虫と成虫が一緒にいる、貴重な写真を撮ることができました。また、先日の世紀皆既日食は、薄曇りでしたが三日月形の太陽の撮影ができました。[D90−18〜200mm]
 
「カメムシ目ヨコバイ亜目ハゴロモ科ベッコウハゴロモ」の幼虫と成虫。セミやウンカなどの仲間で、時に害虫となることもあるとのこと。昨年もこのウドで見た記憶がある。 世紀の天体ショーは、あいにくの 曇り日。薄雲が流れるなかで、 太陽の形だけは撮ることができた。 D80−170〜500mm



 7月21日 なかなか梅雨が明けず、撮影も思うに任せずにいます。それでも雨間を縫って家の廻りを歩くと、思いがけない昆虫などに出会うことができます。カメラは小型が便利です。
 
[C−ixy−D2000−is]
「ヒメシロコブゾウムシ」長く突き出した口吻が象の鼻に似ている。原色昆虫図鑑[保育社]には25種が載る。 ガの幼虫(名前は不明)。キツリフネの葉裏に、カタツムリに似せ、葉を巻いて休んでいる。 「コマルハナバチ」がガクアジサイの花粉を集めている。飛んでいるところをキャッチ。 「セマダラコガネ」豆の葉などを食うので害虫扱いされている。 「ゴマダラカミキリ」代表的な、大型のカミキリムシで、木を害する。
「マダラカマドウマ」家の中や床下など薄暗いところを好み、主に夜活動する。 「ナガコガネグモ」かくれ帯がとても美しい。(かくれ帯はコガネグモ類全種に共通するが形は色々あっておもしろい)。 この虫何という虫?・・・ご存じの方教えて下さい。ウドの茎に集団で暮らしている。さわるとピョンと飛ぶ。
(後日ベッコウハゴロモの幼虫と判明)
「ゼニガサミズメガ」模様が実におもしろい。大きさ1cmくらい。ニシキギの葉に止まっている。 シャクガの一種とおもわれる。特定ができないでいる。



 7月17日 梅雨明けが待ち遠しいこの頃、猛暑が続いています。7月14日は黒川伝統の、津島神社を祭る提灯祭り″ナ近はその日に近い日曜日に行われるところが多くなりました。集まる人たちも少なくなり、夜店の出た昔の雰囲気は無くなりました。
 夏は植物はもちろん、動物たちも盛んに活動しています。身近で目にしたいくつかを紹介します。

 
[D−90−18〜200mm/C−ixy−D2000−is]
佐久田神社の提灯祭り。以前は盆踊りも行われた。 「キツリフネ」形が釣り船に似、花が黄色であるのでこの名がある。竹藪などの日陰を好む。 「ヤブカンゾウ」花びらが一重のものを「ノカンゾウ」という。「ニッコウキスゲ」も仲間。 「ツユクサ」平安時代の頃には衣類に花弁の汁をこすりつけて染めるために用いられたという。 「ササユリ」少し山にはいると、道ばたに一本、二本と咲いていて、風情がある。
「モリアオガエル」昼間は樹上でじっとしている。 曇ってきて雨が降りそうになると鳴きあったり動いたりする。 池の縁の杭の上で産卵のチャンスを待っている雌。 数匹の雄とともに産卵中のモリアオガエル。今年は20個ほどの卵塊を確認した。 雌のくるのをじっと待っている雄。
初めて実物を見、撮影することができた「キビタキ」 徳利を逆さにしたような「コガタスズメバチ」の巣。最後には卵形に作り替えられる。縞模様が美しい。 同じコガタスズメバチの巣。巣の材料により色が変化する。 ガクアジサイで、花粉を集める「コマルハナバチ ♀」後ろ足の黄色のものは、塗りつけられた花粉の固まり。 大型の「クマバチ」同じように花粉を集めている。



 7月04日 
梅雨ももうしばらくのがまん。回復の手続きに苦闘している内に一ヶ月以上が過ぎました。やっと今日Sさんの指導により更新できるようになりました。暑い真夏の季節、自然界はゆるみなく歩んでいます。これからもよろしく。 
 [D−90−18〜200mm/D80−170〜500mm/C−ixy−D2000−is]
使われなくなった農用池に繁殖した「コウホネ」。 近くの人が毎年手入れをされているが、今年は花が少ないとのこと。 水底から茎が立ち上がり花をつける。 花びらに見えるのは萼(がく)、萼の内側に多数見えるのが花弁。 別の場所の、鯉の泳ぐ池でも見られた。ここのは良く肥えている

「シオカラトンボ ♂」。 「シオカラトンボ ♀」 「オオウラギンヒョウモン」。 家の庭に飛来し、ツワブキに溜まった雨露を吸っている。 「ツバメシジミ」・・・か。羽根裏の赤斑が発達している。水田の稲に止まって交尾。



 5月29日 一昨日の更新の際見落としていたものを追加しました。「ヒメウワバミソウ」「モミジガサ」によく似た種などです。
       
「ヒメウワバミソウ」(イラクサ科)ウワバミソウより小さいのでこの名がある。湿地に生息。 ウワバミソウよりも葉の先がさらに細く尖る。 「セッコク」(ラン科)
今や自然ではほとんど見ることができない。
「テバコモミジガサ」(キク科)
葉の切れ込みが深いので「テバコモミジガサ」とした・・・。ヒメウワバミソウと混生している。
「サワフタギ」(ハイノキ科)花を拡大してみると梅の花に似ている。



 5月27日 2週間ほど経過して、すっかり初夏の装いとなりました。小鳥の鳴き声に誘われて近寄って見ると「センダイムシクイ」が囀っていました。田んぼでも日頃あまり見かけない「アマサギ」「ハクセキレイ」を撮ることができました。昆虫も「シリアゲムシ」を初めて撮影。カミキリの仲間もいました。そして、『モリアオガエル』の卵塊も(5月22〜24日の雨天の間に産卵と推定)確認しました。昨年とほぼ同じ時期の産卵です。
 小坂という所の山地の谷沿いで「エンレイソウ・ツクバネソウ・」などを写すことができました。
 
[昆虫は C−ixy−D2000−is・植物はD−90−18〜200mm]
この辺りではめったに見ることのない「アマサギ」の♂♀。D80−170〜500mm 警戒心が強く常に周囲に気を配っている。 「ハクセキレイ」
セグロセキレイに似るが、顔が白く黒い過眼線が明瞭。北日本へ帰る途中か・・・。D90−18〜200mm
「センダイムシクイ」
毎年同じ場所で営巣する。縄張りを巡回しながら「焼酎一杯グィー」と聴き取れる鳴き方をする。
ヒタキ科ウグイス亜科に属し、スズメほどの大きさである。
D80−170〜500mm(距離7m・500mm)
「ヤマトシリアゲ♂」
 尻を上げている姿からこの名が付いた。
「ヤマトシリアゲ♀」 カミキリムシの一種、体長2cmほど。原色日本昆虫図鑑[保育社]に載る370種のカミキリムシと、24種のカミキリモドキの中では明瞭に同定できる標本が見つからなかった。 「オオカツオゾウムシ」
体長3cm程、止まっている植物はヨモギの葉。
ウマノアシダカ(別名キンポウゲ)に止まり横になって死んだふり?をしている「カヤキリ・・・?」の幼生。
「ヒメアカホシテントウ」
クワカイガラムシを食べる。
「ナナホシテントウ」
ごく普通に見られる。
「ハナムグリ」
花の蜜が大好物。
「ツマグロオオヨコバイ」
初夏に葉の上でよく見かける。
「キバネホソコメツキ」
サワフタギで花粉を食している。

(種はネットを参考にしたが自信はない。)
「ミズキ」
別名クルマミズキ。落葉高木で白い花が葉上いっぱいに咲く。
「エンレイソウ」
薬効があるので延齢草と名付けられた。
「ツクバネソウ」
実の姿が、羽根突きの羽子に似ているのでこの名がある。
「クロヒカゲ」
羽根の裏側には目玉模様があるが、表面はこのように黒っぽく地味である。
「タニウツギ」
最近山林の手入れが手薄になったせいか、山野で増えつつある。



 5月10日 『ヒトツバタゴ 黒川で発見・・・・!』 珍しい花が咲いている・・・という知人の連絡で山に行ってみました。なんとそれはヒトツバタゴでした。幹の太さは缶ビールほどと未だ小さい木でしたが、元を見ると何回か伐られていることが分かりました。隣の旧蛭川村(現在は恵那市)には大木が多くあり、天然記念物に指定されているものもあるのに、山一つ越した黒川に無いのは不思議に思っていました。場所は標高700mほどの山地で沢沿いです。果実が鳥によって運ばれ自生したものと考えられます。また近くには、「ウワミズザクラ」「マルバアオダモ」「ガマズミ」の木もあり、同じような白い花を付けていました。 
 
{D90−18〜200mm /C−ixy−D2000−is}
ヒトツバタゴ
[モクセイ科ヒトツバタゴ属・別 名ナンジャモンジャ]
花冠は4深裂し、裂片は長さ1.5〜2cmの線形。 ウワミズザクラ 
[バラ科サクラ属]白色5弁の花が房状に密集する
マルバアオダモ
[モクセイ科トネリコ属]白し花が密集し、花冠は4全裂し、裂片は長さ6〜7mmの線形。
ガマズミ
[スイカズラ科]この地方では「ユウゾメ」と呼んでいる。



 5月7日 風薫る5月、新緑の眩しい良い季節となりました。田んぼの土手(畔)に、ミミズや蜘蛛などの虫を狙って鳥たちが訪れます。そんな中に、珍鳥が紛れて飛来しました。『コチドリ』の番(つがい)です。初めて見た鳥で、撮影して図鑑で確認しましたが、干拓地・川原・河川の中流域にも夏鳥として飛来するとありました。この地方は上流域で、まだ春の季節です。こんな現象を見ると、ついつい「地球温暖化」と絡めて考えてしまいます。 
[D80−170〜500mm]
黄色のアイリングが特徴。全長16cmの小形。 田植え前の田を干潟の如く小走りに早く走る。追っかけているのは雄らしい。 お馴染みのツグミ。辺りを警戒しながら虫を見つけると素早く飛びつく。 これもツグミ。 以前は平野部にしかいなかったが、40年ほど前から山間部の黒川でも見られるようになったムクドリ。



 4月21日 今日は一転して曇り空。気温も低く、上着が必要です。田んぼの畔で3種類のタンポポを見つけました。
[C−ixy−D2000−is]
セイヨウタンポポ 総包(そうほう)の外側が下へめくれるのが特徴 トウカイタンポポ と言われている種か・・・。 花の総包の特徴から「トウカイタンポポ」としたが、さて・・・。
花は上方に向け開いている
花粉をいっぱい付けたミツバチ 花びらの先がほのかに紅色をしている種。総包の外側も紅色。周辺を探してもこれ一株しか見つからなかった。初めて目にした。



 4月20日 山里は一気に本格的な春を迎えました。山野は新緑が萌え出、水田ではカエルの産卵が始まっています
(田植えは5月になってから)。自然界はすべてが躍動の季節となりました。19日には好天の下、佐久良太神社の祭り(余興元は柿反)も行われました。 
[D90−18〜200mm・C−ixy−D2000−is]

祭りに繰り出した消防団の御輿 お囃子を乗せた屋台 宝船と七福神・干支の牛の山車 弁天様もご機嫌 水田に映える御所車の行列

セイヨウタンポポ 一年中咲いているが、今の季節が一番 あっという間にこのような見事な綿帽子に変身 カラスノエンドウ エンドウより小さく、スズメノエンドウより大きいのでこの名がある コシアブラ(黒川ではコンデツ)ウコギ科の植物で、林の中を好む テンプラや酢みそ和えにすると、酒の肴に最高。タラより人気がある
佐久良田神社のしだれ桜 辛夷(コブシ)、花の下に葉が一枚着く (黒川で咲くのはタムシバ) コウヤミズキ。黒川では通称ハナタラシ ホトケノザ 蕾を目に見立てると何かの顔に見える トキワハゼ 暖地ではほぼ一年中見られる。

 


 4月8日 大地が躍動し始めました。野辺には花が咲き、チョウもちらちらと目につくようになりました。こんな詩を想い出しました。『 二つ折りの恋文が、花の番地を捜している ・・・
ルナアル・・・』 。水田からはアマガエル・シュレーゲルアオガエルやトノサマガエルの鳴き声が聞こえてきます。 これからは、植物や。昆虫・鳥などを追いかけて。小忙しい日が続きそうです。また我が家のギウチョウが羽化して飛び立ちました。小鳥たちも巣作りを始めたようです。
紫花菜(ムラサキハナナ)別名ハナダイコン、ショカッサイなど。毎年種がこぼれて家の廻りに自然に生える。 ヒメオドリコソウ 田んぼの畔にどんどん増え続けている。 ショウジョウバカマ 群生地が無くなりつつある。 バイカオウレンは2〜3月に花が咲く。 我が家のギフチョウ 4月7日に庭で自然に羽化したもの。
恋を囁くスズメたち。[鳥の写真はすべてD80−170〜500mm] 水田で餌を探すセグロセキレイ。 水田で水浴びをし畔に出て羽繕いするセグロセキレイ。 番で餌探しをしているムクドリ。 4月3日の朝の水田。氷が張りつめた。



 3月23日 彼岸も過ぎ春の息吹を感じるこの頃ですが、今日は強風が吹き、雲も激しく動いています。そんな中、早春の被写体を求めて近くの山へ行ってみました。キブシ・コウヤミズキ・ダンコウバイの黄色い花が目に付きました。また路上でアズマヒキガエルの雌雄に出会いました。 
[D90−18〜200mm]
強風にそよぐイネ科の枯れ草
春は未だの感じ
多くの花が房状に垂れ下がっているキブシ 黄色の花弁の中に暗赤色の葯(やく)が際だって美しいコウヤミズキ ダンコウバイは日陰を好むようだ アズマヒキガエルは雌の方が模様が変化に富んでいる。気温が低いせいか つっついても動かない



 2月21日 岐阜長良の松尾池へ、オシドリを撮影に行きました。ドングリで餌付けをしている夫婦が居て、数が段々に増えてきたとのこと。餌付けの善し悪しは別問題として、初めて見るオシドリは、とても美しく、一度撮影したいという夢を一応叶えてくれました。
[D90−18〜200mm/D80−170〜500mm]
合掌造りを移築した建物がある松尾池 カルガモの行進 鴛鴦(オシドリ)の中にマガモが一羽 なぜこのように美しく彩る必要があったのか・・・? 何か無表情・・・
カルガモの羽ばたきその1 カルガモの羽ばたきその2 カルガモの羽ばたきその3 オシドリの羽ばたき マガモの頭は輝く緑色



 2月15日 4月を思わせるポカポカ陽気に誘われて、少し歩いてみました。ロウバイの別種を見つけ比較するため載せました。陽当たりの良い場所で梅も少し咲き始めていました。電線にはムクドリの群れが、どこに巣を作ろうかと番(つがい)で相談をしているようです。 
[D90−18〜200mm]
内側の花被片が小さくて暗褐色の
「ロウバイ」
内側の花被片が黄色い
「ソシンロウバイ」
今にも開かんばかりの梅の蕾 ちらほらと咲き始めた梅 例年より大分早い 電線に集うムクドリ 番で寄り添っているらしい



 2月11日 写真主体のH.Pの更新は冬場は辛い。特に今年は雪が無く、雪掻きの労働から解放されているとはいえ、冬の写真が撮れない悩みがある。仕方なく家の付近で題材を探すことになる。
暖かいせいか、ロウバイが咲き始めていました。[D90−18〜200mm / D80−170〜500mm]
赤くなったカラスウリの実を楽しみにしていたら すっかりヒヨドリに食われてしまった 梅の蕾が 少しふっくらとしてきた
ロウバイが咲き始めた こんなに早く咲くのは初めて ジョウビタキは 数少ない冬のお客様 頭の灰色のディテールが出にくい 決まった時間に 決まった場所で食事をしたり縄張り宣言をしたりと忙しい 


 
1月14日 伐採された大杉の写真を追加しました。元から先まで空洞(通称うとう)になっていて、正確な年輪は数えることが出ません。一番元の直径は2mはあります。落雷が無ければ町の天然記念物指定は間違いないところで、まことに残念でしたが、神社を守り続けるための経費として貢献することができて良かったと思います。元旦に子どもや孫達と宮参りをし、記念撮影をしました。 [D90−18〜200mm]


 1月10日 経済の激変と、政治の混迷の中で今年もスタートしました。自分は、このような変動になるべく左右されないように、マイペースを守り続けたいと考えていますが、はたしてどうなることやら・・・・。
 
昨年暮れに、標高983mの頂上にある佐久良太神社・奥の院(神亀元年・724創建)にあった、樹齢推定500年ほどの杉の大木が、度重なる落雷によって枯れかけたため、処分することになり、遂に伐採されました。その時の様子をお届けします。
  [D80−18〜200mm]


 
クレーンにぶら下がって上の方の枝を全部落とす 吊り下げるためワイヤーで巻く 長さを決めてチエンソウで切断する。これは専門家の技術 クレーンで吊って降ろす 次の切断をして、断面を改めている。虫入りなどで空ろになっている。
3つに刻んだ一番先(元の方) 里宮の駐車場まで運ばれたのを先の方から見たところ 長さを図ることを忘れたのでその内に・・・・。 一番元のところ。数本の木が取り込まれているように見える。直径2mほど 元旦の宮参りのついでに記念撮影(大きくなった孫たちと)


  
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